
こんにちは。
サンフウ精密のGAMER(ゲーマー)採用担当の奥山です。
え?GAMER採用担当?と多くの人が思うかと思います。
事の始まりは、先日運営様とブログ記事として、どんなものが良いかオンライン会議をした際に
「奥山さんの趣味の話をお願いします!!」
と食い気味に言われましたので、趣味の話を中心にしたタイトルでもつけようかと思ったのですが、
様々なゲームを幅広くプレイし、VRなど最新のゲームデバイスの知識もあり、ボードゲームやTRPGなどの非電源ゲームの企画経験があり、休日には車に折り畳み自転車を積んで隠れ家的な店を探して回り、コロナ前は思い立ったら吉日とばかり、電車に突然飛び乗って知らない街を1日中歩き回り面白い店を見つけてはグーグルマップに記録しておき、食べ物屋の知識に置いては現地の人より詳しくない?と言われ、最盛期は1泊2日で3県横断という事も平気でやり、ドローンなどの撮影機器も使って映像作成もしているGAMERな採用担当の奥山さん。
では、ちょっと長い気がしたので
GAMER採用担当の奥山さん。
と略してタイトルとした次第です。
本日は1回目ということで、適度に趣味と仕事を混ぜつつ、お話ししたいと思います。
題して、GAMER採用担当が選ぶ、仕事に活かせるゲーム3選
別名:仕事よりも楽しくもキツイゲーム3選
本当は20選くらいいきたかったのでが、ブログをリロードしてしまって、記事が消えたので3選にします。

1本目:総ボタン40個以上!?仕事で使う機械よりも複雑な操作が必要なゲーム!?
私が今までで印象的なゲームを挙げてください、と言われたら真っ先に挙げる1つが、
「鉄騎」
と呼ばれる写真の専用コントローラーを使ったロボットアクションゲームになります。
40以上あるボタンは飾りでも何でもなく、全て使うボタンになります。
当然これだけのボタンがあるため、ロボットを動かすために必要な行程も多いです。
まず、ロボットの起動
電源を入れる→酸素供給や、GPS機能、燃料の供給機能など5つの機能をオンにする→エンジン点火する。
続いて、ロボットを歩かせる場合は
昔の車のように1速からアクセルを踏みながら、シフトレバーを速度に合わせて動かしていき、速度を上げます。
高速で旋回しようとすると、バランスが保てず横転してしまうので、方向転換はそれを踏まえて速度を調整しながら行います。
倒れてしまった場合は、カメラが汚れるので、ウォッシャー液を噴出するボタンを押し、汚れを取ります。
などなど、1つ1つ動作に多くの工程が必要であり、初心者は、ただまっすぐ歩いて敵を倒すだけでも苦労します。
当然昔のゲームですので、これらの機能や操作方法に関する説明などもなく、ロボットアニメのように、いきなり戦場に放り込まれます。
実戦で生き残りながら、これらの一つ一つのボタンの意味、ロボットを動かすために必要な動作を覚え、無意識に出来るようになり、いつしか歴戦のパイロットになっていくのです。
ちなみに、ロボットがやられますと、爆発するまでに脱出しなければならず、脱出失敗はセーブデータごと消えるという徹底ぶりです。
この厳しいゲームをマスターした頃には、職場で見慣れない機械を任されても
「鉄騎よりは簡単だな。」
と古参の親方の風格で仕事に挑めるようになるでしょう。

2本目:最高効率の向上を作れ!!別名:仕事と呼ばれたゲーム!?
レイアウト、ものづくりを仕事とする人の多くが頭を悩ませる仕事の1つが、工場のレイアウトです。
限られたスペースで、どのように機械をレイアウトし加工ラインを作れば、効率的な生産が行えるか。
この問題を解決する為に、多くの人が、他社さんの工場を見に行って参考にしたり、レイアウトの理論の本を買ったりなどをして頑張って勉強をしています。
一方で、それを趣味の時間を使い、嬉々としてやる人達もいるのです。
そんな人たちを大量に生み出したのが、この「Factorio(ファクトリオ)」と呼ばれるゲームです。
https://www.youtube.com/watch?v=J8SBp4SyvLc
このゲームは炭坑や森林など、様々な資源がある惑星に不時着した主人公が、採掘機やベルトコンベア、果ては貨物列車や飛行ドローンなどを駆使し、効率的な工場を作って資源を採掘、加工し、ロケットを作って惑星から脱出することを目指します。
効率的な工場を作るには様々な事を考えなければなりません。
例を出すと
Gというものを作りたいのですが、
GはA+Bで作られるC
D+Eで作られるF
を組み合わせて作る必要があり、
A+Bの加工時間は27秒
D+Eの加工時間は54秒
なので、時間のかかるD+EのラインはA+Bのラインに対して2ライン設置しないと、
C+Fのラインで町が発生するので・・・etc
と、終始様々な機械の稼働時間を考え、待ちが発生しないように機械を配置したり、コンベアを配置したり、ロボットアームを配置したりします。
なんか難しそう、面白くなさそうと思う方もいるかと思いますが、
このゲーム、何と全世界で150万本以上も売れている大ヒットゲームなのです。
そして、実際プレイしてみると、どんどん効率化していく工場を眺めるのが楽しくなり、ゲームクリアの頃には、自分が作った工場が誇らしくなるくらい愛着が出てきます。
この厳しいゲームをマスターした頃には、職場で新しい工場を作ってくれ、と言われても
「ファクトリオよりは簡単だな。」
とベテランの工場長の風格で仕事に挑めるようになるでしょう。

3本目:運、タイミング、相手の気持ち、仕事よりもハードな交渉ゲーム!?
皆さんがネットで就活に必要とされる能力と検索すると、大体出てくる定番としてあるのが、コミュニケーションの能力かと思います。
そして、コミュニケーションって苦手だし、就活に必要と言われてもどう伸ばしたらよいのかわからない、とお悩みの方もいるかと思います。
ご安心ください。伸ばす為の方法をお教えします。ゲームをやるのです。
特にオンラインゲームが出来て以降、ゲームと言うものは昔以上にコミュニケーションを求められるものも多くなりました。
1つの目標を達成する為に、コンピューターではなく同じプレイヤー同士をまとめ、進めていくという行為は、仕事のプロジェクトチームとやってることは一緒です。
個人的には、ゲーム内でギルドのリーダーなどを経験した方なんかは履歴書に書いてもいいのではないかと思うくらいなのですが、中々理解されないものです。
とはいえ、オンラインゲームは大量の時間を使うので、おススメするにはハードルが高いというのもありますので、今回選んだのはボードゲームになります。
「カタンの開拓者たち」通称「カタン」です。
http://www.gp-inc.jp/boardgame_catan.html
このゲーム1995年発売以降、全世界で定番と呼ばれるくらいまで有名になったゲームです。日本で言うUNOくらいの知名度はあります。
ランダムに作られた島で3~4人のプレイヤーが資源を集め、自分の陣営を繁栄させていくゲームになります。
このゲームの大きな特徴として、プレイヤー同士“会話”で資源の交換が出来るのです。
勿論会話ですので、1個の資源に対して別の資源1個交換するルールなんてものは無く、資源を1個に対して、2個、3個、5個であろうと交換可能です。
当然対戦ゲームなので、相手より自分に有利な状況を作ろうと考えますが、このゲームは自分の手持ち、相手の手持ちの資源が全部わかります。
このため、変に自分にだけ有利な条件を出そうとしても、すぐに相手に分かってしまいます。
では、どうするか
答えは相手と自分お互いがWIN-WINの関係になるようにすることです。
3~4人のゲームなので、当然状況によって誰が有利でだれが不利かということもお互い分かっています。
そして、資源状況が分かるため、相手が欲しいものも比較的簡単に推測できます。
情報がオープンになっていて、思惑が見えやすいからこそ、誰に話を持ち掛けるか、何を提示するか、どう話すか、どのタイミングで切り出すと良いか、という事をよく考えないといけません。
この厳しいゲームをマスターした頃には、職場でハードな交渉を任されても
「カタンよりは簡単だな。」
とベテランの営業マンの風格で仕事に挑めるようになるでしょう。
さいごに
さて、ここまで3つのゲームを紹介してきましたが、言いたいことは1つです。
遊びも仕事も挑戦です。
仕事を頑張る事も大事です。ですが、趣味や遊びで頑張った時間が、全く仕事と関係ない事なんてことはありません。だから好きなことは、ドンドン新しい事、深い領域に挑戦して下さい。
そうやって挑戦したことは、全てではないですが、きっと他の事でも役に立ちます。
そして同様に我々のような、一見難しそうな、ものづくりをしている会社であっても、意外な趣味で頑張った事が役立つ例も一杯あるのです。
だから、文系だから、理系だから、学部的に違うから、と目指す会社を絞らないで、この会社見てみたいな、入りたいなと思ったら恐れず挑戦して下さい。
皆さんが、より多くの挑戦をする事を願っております。
キャリア
アドバイザー
須貝
気になったところがあったとしたら、どこですか? なぜ気になったのでしょうか?
無意識の自分の気持ちが隠れているよ。